毎日がヤマバ

~Everyday in the Mountain~

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夜行バス

 この間NHKで面白い番組を見た。

 9月の連休3日間72時間にわたって,東京駅の夜行バス乗り場で
夜行バスから降りてきた人,これから乗り込もうとする人に,これからの行き先やそのいきさつを取材するというもの。

そのエピソードをいくつか。

 おしゃれな青年は地元で仕事を始めて半年弱。社会の厳しさを思い知らされたようで,慰めてもらいに大学時代の仲間に会いに東京へ。少し疲れた様子で東京の街中へと出て行った。 

 80歳を越える夫婦。奥さんがパーキンソン病になったために,少しずつ体が動かなくなるから,今の間にいろんなところに連れて行くんだと話すおじいさん。好奇心の強いおばあさんのたっての希望で夜行バスで東京へやってきたとのことだけれど,おじいさんのほうは良く寝れて快適だという一方で,おばあさんはあまり眠れなかったよう。しかし,その顔には不満や辛さが無く,まだまだ人生を楽しんでるといった様子が伝わってきた。

 奈良からの到着便からは足が不自由な青年と,若い女の子のカップルが下りて来た。女の子が車椅子の青年に靴を履かせてあげている。二人が働く福祉施設で知り合い,付き合い始めて半年になるらしい。二人での始めての旅行で東京ディズニーランドに行くとのこと。なんとなく微笑ましい思いがした。

 その数十時間後,同じバスターミナルからみんな故郷に帰って行く。

 老夫婦も,浅草などを回って,親戚などに会って大満足だった模様。長い取材の労をねぎらいながら,バスが出て行くまで,車窓から外のテレビカメラに向かって手を振っている様子は,お二人の優しさがにじみ出ていた。

 若いカップルは・・・,旅を通じてお互いの知らなかった面を知った様子。そしてお互いに
男の子曰く「たいした根拠も無く,あっちだこっちだって進んでいく。」
女の子曰く「方向音痴ですよ。頼りにならないですね」
そして二人して「お互い様だね」(笑)と
女の子曰く「愛が深まりました」
 
 大学時代の仲間に散々愚痴を聞いてもらった若者は,
「また帰って仕事がんばります。えらそうに言われても,見返せるようになるまでがんばります!」すっかり元気回復して笑顔でバスに乗り込んでいた。 

 最後に,下関行きの片道切符の家族。
5人兄弟とお母さん。
バスに乗り込むのは,お母さんと中学生くらいの一番下の妹だけ。
詳しい事情は分からないけど,これから別々に暮らしていくよう。心なしかお兄ちゃんの頬には涙が流れているような気がした。

 一点での取材。バスターミナルという視点が楽しい。新幹線のコンコースよりも,なぜかいろいろな人生模様が感じられる気がする。
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  1. 2006/12/23(土) 23:25:59|
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