毎日がヤマバ

~Everyday in the Mountain~

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奇美世の滝でやられた

 日帰りで中アの奇美世の滝に行った。

 林道のアプローチは山スキー。途中から登山道に入ってしまい,スキーを置いて歩いたけど,スキーがあるからずっと林道を歩いた方が早かったかもしれない。

 車を下りて3時間。奇美世の滝が現れた。氷結は期待していたほどではなく,本流下部は氷すらなかった。数年前に訪れたときにはしっかり氷結していた左岸の氷柱も細く発達が甘い。
 仕方なく右岸の広大な斜面のうち,氷結の良い場所を選んで登った。

20100123

 とても大きい氷だが,パッと見たところ傾斜も緩く簡単そうに見える。氷質の良いところを選べば自然と傾斜の緩いところを縫うように登ることになる・・・この油断が災いしてしまった。
 いざ氷に近づくと,下から見ていたときよりずっと巨大で,手ごわくて迫力がある。チラッと不安がよぎったけど,心に出来たスキを埋めないまま下部の緩傾斜帯を登り始めてしまった。
 1ピン目をとってしばらくして,足が崩れた。その拍子に軽くしか打ち込んでいなかったバイルも外れたようで気が付いたときには,下の斜面に転がっていた・・・

 ヤレヤレ・・・。

 急に恐怖が沸いてきた。簡単な場所を登っていてもランナウトに耐えれない・・・。傾斜は下部で見ていたよりずっときつくて,部分的にはバーチカルになっている。
 氷質のせいか,アイゼンの研ぎが良くなかったのか,自分の技術の甘さもあいまって,全く足が決まらない・・・。
 もはや足に対する信頼も無く,体が上がっていかなくなってきた。ランナウトが怖い・・・。なのに下で見たときの油断からスクリューの数が少ない・・・。
 一度切れた集中力はもう取り戻せなくなっている。フリーなんて早々諦めた。そして,ひたすら後悔しながら登った。途中からは一回ねじ込んだスクリューを1メートル登って回収して上に打ち変えたりと,まさに根性なしのグダグダ登りを展開してしまった。。。

 下から上まで,ロープいっぱいいっぱい伸ばして,ホウホウの体で1本登って,意気消沈。完全にやられてしまった。アイスクライミング,イチから出直しだ。

 暗くなるまで登って,それでも帰りは林道をスキーでサクサク帰れた。今シーズン,もう一度,この氷を登りたい。



 
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  1. 2010/01/24(日) 20:11:20|
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