毎日がヤマバ

~Everyday in the Mountain~

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九州クライミング

 23日~25日

 九州へのクライミングツアー。2年連続,職場の同僚に同行させてもらった。

 初日は本匠でフリークライミング。大堂海岸で一緒だった,九州を代表するクラッククライマーのHさんと再会。薦められるままに「なまこの涙」なるルートに取り付くもあえ無く撃退された。
 そしてHさんと話し込んでいると・・・悲劇が起きた。。。

 2日目。宮崎,雌鉾岳へ。ここの看板ルート「大長征」を登ろうと意気込んで取り付きにたどり着いた時に,「??」ちょっと待てよ・・・。何か足りない・・・。あわててザックをひっくり返すも,・・・無い。連休とあって次々にクライマーがやって来る。車に忘れたのでは・・・。でも車まで取りに行ってると,次から次にやって来るクライマーに先を越されたら・・・。そもそも車に無いのでは・・・,本匠に忘れたのでは・・・。
 「先に登ってください。。。靴がありません・・・」5人パーティだったから助かった。これが2人パーティなら・・・。
 みんなと別れて靴の有無を確かめに車へ。さすがに凹んだ。自分のバカさ加減にあきれるのを通り越して,最近ポカばかりしている自分が不安になった。それでも,時間が経過するとともに全部あきらめてスッキリした気分になって,今日一日どうすごそうかと考えていた。車に靴が無いことを確かめて,取り付きに戻ったときには,あんなにたくさんの人たちはみんな登攀開始していて,誰もいない。上を見ると,たくさんのクライマーが取り付いている。

雌鉾岳取り付きより

 ちょうどロープを一本残してくれていたので,これを使ってみんなの写真撮影をすることにした。
 下降路を登りながら,運動靴でも歩いてトラバースできそうなバンドを探して,上からみんなが登るのを撮ってみた。
 
庵のクライマーたぶん庵のクライマー。勘違いして仲間のパーティだと思ってた・・・

果敢にリードする森太郎くん果敢にリードする森太郎君(青のメット)

 坊主の下まで先に登ってみんなの到着を待つ。優しそうなトラバースだったので,ロープをフィックスし,下を覗きに行くと,ちょうどみんなが登ってきたところだった。

大長征オリジナル最終ピッチ大長征,オリジナルの最終ピッチ

大長征


 最終ピッチは一緒に登らせてもらって,なんとか雌鉾岳の頂上に立つことが出来た。

 一般登山道から展望台を経て下山。展望台は,雌鉾岳の大岩壁を正面に見渡せる大迫力の風景もさることながら,鹿川の広々とした谷を見渡せて,その山深さを堪能させてくれる。此処から見た紅葉は今年一番の紅葉だった。

展望台より展望台より

展望台より2展望台より

 夜は駐車場で宴会。真っ暗な山の彼方に見える光を見て「お,あそこにあるのは飲み屋か・・・」by吉兵衛。世の中は飲み屋と岩だけ?

 翌日,靴の無い僕を哀れに思った吉兵衛さんが,ショートルート用に持ってきた予備のシューズを貸してくださった。そして,登り足りないだろうからと,正宗さんが,本人は2日連続となる「天空への階段」に付き合ってくださった。本当に感謝。

 吉兵衛さんの「「天国」への階段」にならんようにな~」という余分なアドバイスを受けながら,出発。
 1P目からルートの第二核心。スラブの所々にホールドがある。微妙なバランスが強いられるけど,ホールドはしっかりあるから,ムーブさえ読み間違えなければ大丈夫だろうと思って慎重に進んだ。出だしの10メートルくらいは朝イチというのもあって,寒くて指がかじかみ,体も動かない。しかし,このピッチの核心となる中間あたりに差し掛かる頃には,だいぶ体も馴れてきて冷静に動けた。気の抜けない40メートルのピッチは本当に三ツ星!これを登れただけでも九州に来た甲斐があった。
 2P目からも面白い。特に3,4Pは,デリケートなトラバースからダイナミックなカンテ登り,ズルズルじわじわのチムニー登りからフィストジャム,とっても変化に富んで味がある。
 そして核心の5P目。9時40分。下山の約束の10時まで20分あるということでトライさせてもらえることに。核心のムーブは過去の記録を読んでキッチリ頭に入っていた。写真も見たからどこが核心かも分かっている。
 いざスタート。これぞスラブ,という微妙なムーブで核心まではスムーズに行けた。記録通りにムーブに入る。。。う~右足が思い通りの位置まで上がらない・・・。ホールドが微妙だから後戻りできない。。。足が震える。手汗でホールドが湿る。チョークアップできない。。。どうしてもスタンスに乗れない。少しずつ体が下がっている。。。下からの「ガンバ」と言う声も後押しにはならない。う~,くそ~悔し~。。。「テ,テンション~」
 ワンテンの後,さっきより左足の位置をひとつ上に上げて同じムーブで再トライ,今度はスッと上がった。右手はマントルを返して左手はスローパー。最後は足ブラになって,なんとか左手のカチを掴めた。
 ところが・・・,記録では詳細な記述が無いその左上のカチが届かない・・・。いろいろ探るもムーブが読み解けない。あと5~10センチくらいだと思うのだけど,飛びつかない限り届かない・・・。実は此処が核心なのか・・・。勘違いしていたのか・・・。
 左にトラバースしてみるも,ボルトから離れすぎて怖すぎる。しかも岩が風化して脆く,コケが生えていて使われている様子が無い。
 一度テンションをかけていたこともあり,時間も無いのでここはあきらめる事にして,とりあえずAゼロで上に抜けることにした。
 う~ん残念。トポにあった核心とは,実はこのセクションのことだったのかもしれない。。。結局解決できずに終わってしまった。

 帰り道,わざわざ僕のために寄り道して本匠に寄ってくださった。親切な大分のクライマーは,きちんと洞穴に揃えて置いていてくださった。みなさんに感謝感謝。

 帰りのフェリーは当然宴会でした。

 みなさんに本当に迷惑ばかりかけてしまった。特に,僕が行きたいと言った大長征に付き合ってくれたのに,森太郎君,ごめんなさい・・・。それから急遽パーティの組み換えを受け入れてくださった他の方々,ありがとうございました。


 
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  1. 2007/11/26(月) 13:09:51|
  2. クライミング
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

コメント

素晴らしい天気でした!毎年行きます
  1. 2007/11/29(木) 00:10:49 |
  2. URL |
  3. jo #-
  4. [ 編集]

エンジョイクライミングクラブのチョイ・レノです。
この間の九州合宿お疲れ様でした。
私の写っている写真なんですが、私のブログに転載さして頂いてもよろしいでしょうか?
  1. 2007/12/03(月) 16:25:14 |
  2. URL |
  3. チョイ・レノ #mQop/nM.
  4. [ 編集]

どうぞ~
  1. 2007/12/04(火) 12:49:43 |
  2. URL |
  3. jo #-
  4. [ 編集]

ありがとうございます。
  1. 2007/12/04(火) 19:53:35 |
  2. URL |
  3. チョイ・レノ #mQop/nM.
  4. [ 編集]

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